どうも、おばんです!
いやきんなやまがださかえってきたんだげど、やっぱりふぐしまどくらべっとまだちんとさむいのな。そんじぇももうみんなバイクぬりがだしったもんだもおれもぬりだぐなったは
(昨日山形に帰ってきたのですが、やっぱり福島と比べるとまだ寒いですね。それでももうみんなバイク乗ってるので自分も乗りたくなりました)
今日は以前、紹介した愛車のカブ90くん、訳あってエンジンを開けましたので記したいと思います。
んだらいってみっかや
振動ブルブル
すごくきれいで調子も良かったカブ90カスタムですが、乗ってるうちに気になることが一つ。
高回転まで回した時に、手や足がしびれるくらいブルブルと振動するんです。
単気筒エンジンなのでもともと振動はある程度あるとはいえ、他の友人2人が乗っているカブ90と比べるとその振動が大きいような…
そして走行距離も約5万キロくらいになっていたので、一回エンジン開けても損はないかな?自分のスキルアップにもなるかな?と思いO/Hすることにしました。
初めてのパッカーン
とはいえ、カブのエンジンもといエンジンなんか開けたこともなかったのでこちらを参考にしました
キタコさんの虎の巻です。
主にキタコ製ボアアップキットやマニュアルクラッチ化の要領書になりますが、分解時や組立て時の資料にはもってこいです。
モンキー・ゴリラ用のエンジンをベースに書いてありカブとは若干違うところがありましたが、同じ横型エンジンなのですごく参考になりました。
ブルブルの原因?
虎の巻を見ながら、さっそくエンジンばらしがだ開始!
ヘッドナットを緩めヘッドを抜き燃焼室を見るとそれなりのスラッジこそあるけどクリーナーでおとせるぐらい。
続いてシリンダーを抜きピストンも外して確認。
こちらに至ってはほんとに5万キロ走ったの?と思うくらい綺麗でした。
コンロッドの左右のガタも規定値内に収まっておりこの時点での原因の特定にはいたらず…
次にジェネレーターとクラッチを外してみたところ違和感が
クランクシャフトの軸方向に大きめのガタがありよく見るとクランクベアリングとクランクケースの間に妙な隙間ができてました。
一般的には0.05ミリから0.10ミリくらいの隙間が良いと聞きましたが測定したところ0.4ミリくらいありました。
んー、ブルブル振動の原因はこれかな??
確信は持てませんでしたが、せっかくなんでクランクケースを割りクランクべアリングも交換してからまた計測してみることにしました。
アキシャルシム
調べたところこのベアリングとケースの隙間は個体差があるそうで、それを調整する為にSP武川さんから専用のシムが発売されています。
自分が購入したのはこちらです。
0.10、0.20、0.30、0.50ミリが各一枚ずつ入ってました。
他にも上記の厚みのシムが複数枚入ったセットもラインナップされているようです。
クランクシャフトのベアリングを高速タイプのベアリングに交換し芯出しを行い、またケースに組んで測定しところ隙間がまだ0.4ミリほどありましたので、0.3ミリのシムを入れ調整しました。
注意点ですが、このシムを組み込む際は必ず左側のクランクケース(ジェネレーターが付く方)に入れるそうです。
プラスもうひと手間?余計なひと手間?
あとは消耗品を交換して組み上げてエンジンかけて、いざ検証!!
となるところですが、ここで普通に組んだらおもしゃぐないよなぁなんていつも通り余計なことを考える癖が。
いつもこんなことを考えてるせいで完成まで時間がかかっていたりするのでどうしようか一応考えましたが…やっちゃいました(笑)
そしてここまでだいぶ長くなってしまったので、その詳細と続きはまた次回に書きます。すみません。
また今回夢中になって作業してしまったのであまり作業中の画像が残ってません…
クランクの芯出しとか大変で自分なりに結構頑張ってみたのですが写真を撮り忘れました(泣)
もし次エンジンを開けるような機会があればもっと冷静に落ち着いて作業したいと思います。
ほんじゃ、どうもお世話様でしたー!
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