ホンダ CBR400R AERO MC23型 ~思い出のバイクたち~

バイク

どうも、おばんです!

2日目の出勤日、一日中座学の研修でくたびっちゃっす。

んでも新しい環境って不安もあるけどワクワク感もありますよね!

今日は思い出のバイクたちシリーズ行きたいと思います。

今回取り上げるのは自分も入手するまでこんなバイクあったの?って初めて知ったマイナーなバイクです。

んだら、いってみっかす

HONDA CBR400R AERO

CBR400R AEROはCBR400Fの後継車として1986年登場にしました。

当時のホンダは同年に登場したVFR400Rにあるようにレプリカ=V4という思想があったらしく、こちらは近未来フォルムと呼ばれた全身をカウルで覆った国産初のフルカバードボディ。

とはいえ性能面ではカムギアトレーンを採用した新設計の水冷並列4気筒エンジンにアルミフレームと、先代のCBR400F/F-III/エンデュランスといった空冷4発スポーツから、大きく正常進化したとも言えます。

しかし、時代はレプリカブーム黎明期。

このスタイルはユーザーからはあまり受け入れられず、88年には丸目2灯レプリカスタイルのRRへマイナーチェンジを敢行、こちらはベストセラーとなりました。

ユーザーからは今一つ不評だったこのカウルですが、ただ単に外側の空気を整流するだけではくボディの内側を流れる空気にも考慮した作りでした。

スイングアーム上側にインナーフェンダーを装備することでボディ内の空気を積極的に車体後方へ流し、これによりエンジンへ空気の流入効率を高め、エンジン熱を素早く逃がすことでライダーへの負担も軽減されていたそうです。

エンジンの熱風が低減され、フレームの熱による低温火傷などのリスクが激減。カウル内側の乱流低減など、4気筒スポーツバイクとしては異例の快適性を持っていました。

うぢさござったAERO

ある日、いつも世話になっているバイク屋さんから結構状態悪いけどいる?と言われ、二つ返事で譲っていただくことに。

んでもって、うぢさござった(うちにきた)AEROがこちら

カウルは一部欠品
タンクは錆で一部穴が開いてました

バイク屋さんの言う通りなかなかに仕上がってました(笑)

カウルが外れていた方がカッコいいような?

書類も付いていたんで、どう煮るなり焼くなりしようかなぁなんて考えてましたが、素人の自分にはレストアやカスタムする技術もありません。

なにより中古部品を探しましたが、販売台数が少ないせいかなかなか出てこない…

結局計画を断念しヤフオクに出品しました。

おじさんからおじさんへ

実はヤフオク出品したことがなくこのCBRが出品デビュー戦になりました。

譲っていただいたバイク屋さんからも、このバイクで出品の練習したらいいよ!と言っていただけたので早速チャレンジ。

ほんとに売れるかなぁなんて思いながら写真を撮って概要欄を書いて出品して質問に答えて…慣れないとこれが結構大変なんですよね。そして終了日まで毎日ドキドキでした(笑)

落札者の方は関西の方で後日、配送業者さんにバイクを引き渡し受け取り連絡をいただいた後に、また一通のメッセージが。

「高校生の時にバイトに明け暮れ新車で購入して、北海道、九州等ツーリングに行った思い出がいっぱい詰まったバイクでした。大事にさせて頂きます。」

最初はクレームのメッセージかな?なんだべ?ビクついてたぬりがだおじさんは、思わず目頭が熱くなりました。

人気車や不人気車、値段の高い安い関係なく、どんなバイクにでも思い出が詰まっている人って必ずいるんですね。

そしてその思い出のバイクを大切にしてるオーナーさんってカッコいいです。

そんなこんなでやまがだを旅立ったCBRくん。

今頃は西の方で新しいオーナーさんの第二の青春を一緒に過ごしているといいなぁって思います。

ほんじゃ、どうもお世話さまでしたー!

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